初回からきているので流れというか年毎の感じが違うのは面白い。
特に、去年のセッションでは曖昧な話ばかりしていたお役人が、割と生々しいことを平気でいうようになってたりするのは、追い風のせいなのかもう待ったなしになってきたからなのか。
あと、最後のVA Linuxの人のセッションでもやもやしてたのがすっきりした感じがした。
(スライドより引用)> (VA Linuxは)メニューも看板もない銀座の寿司屋(でうまくいってる)
多分、Linux(でのビジネス)屋とかオープンソース(でのビジネス)屋が気持ち悪く感じたりうさん臭く感じたりするのは、この辺なんだだと思った。
こういう寿司屋は本当にうまいのかも知れないけど、世間の平均レベルに比べれば異常に高価で、懐に余裕のある人はそこに行ける。
でも、世の中に必要とされてるのはそうじゃなくて、そこそこうまくてそこそこの値段で食える寿司屋だと思う。銀座に店を出すように大儲けはできないんだろうけど、そのへんにある普通のまっとうな寿司屋になるほうが全体に寄与するんじゃないんだろうか。そして、そう考えるコミュニティってのがビジネス方面から排除されていくのはよくないんじゃないか。
もうほとんどLinuxで生活するようになってしまったけど、OpenSourceでビジネスが成功するという人に近付きたくないと感じるのはこういうところにあるんだなと。